天皇誕生日祝賀レセプションの開催(令和7年2月24日)

令和7年3月11日
令和7年2月24日(月)、奥田大使は、当地メラネシアンホテルにて天皇陛下の65歳の誕生日を祝うレセプションを開催し、主賓であるNikenike Vurobaravu大統領夫妻、Vincent Lunabek最高裁判所長官、Stephen Felix Dorrick国会議長、さらにバヌアツ政府、ビジネス関係者、外交団、国際機関等を含む様々なコミュニティから約150名の方々に出席いただきました。開会に際し、本レセプションに対して寄せられた生稲晃子外務大臣政務官からのビデオメッセージが紹介されました。
 
今回のレセプションには、尺八奏者である入江要介氏のご参加を得て、日バヌアツ両国の国家、そして自然豊かなバヌアツをイメージして選曲されたご自身作曲の曲(Phenomenon of the Earth)を演奏いただきました。
 
奥田大使はスピーチの中で、昨年12月のバヌアツにおける大地震後のバヌアツの指導者、関係省庁、関係者、バヌアツ国民の努力に敬意を表するとともに、この努力は日本の被災地における努力と類似しており、自然との共生を大切にしつつ、コミュニティを基盤としたレジリエンスが不可欠であることを指摘しました。また、バヌアツの復興のため我が国としてできる限りのことをするとの決意を述べるとともに、バヌアツには今年、そしてそれ以降も前に進む大きなチャンスがあると信じており、このレセプションがその契機となることを願っている旨述べました。
 
ヴロバラヴ大統領はスピーチの中で、バヌアツ国民を代表して天皇陛下の65歳の誕生日への祝意を述べられました。また、長年にわたり、日本はバヌアツの発展における揺るぎないパートナーである旨言及をされました。さらに、昨年12月のバヌアツにおける大地震に際し、日本政府及び日本国民から提供された様々な支援に対する謝意を表明され、今後とも両国の友好関係がますます力強く発展していくものと確信している旨述べられました。
 
参加者は和食と日本酒及び日本のワインなどとともに懇談及び演奏を楽しみました。

奥田大使スピーチ原稿