天皇誕生日祝賀レセプションの開催(令和6年2月22日)
令和6年2月22日
2月22日、奥田大使は、大使公邸にて天皇陛下の64歳の誕生日を祝うレセプションを開催し、主賓であるニケニケ・ヴロバラヴ大統領夫妻をはじめ、バヌアツ政府、ビジネス関係者、外交団、国際機関等を含む様々なコミュニティから約170名の方々に出席いただきました。
今回のレセプションには、沖縄県出身の三線奏者である豊岡正司氏のご参加を得て、日バヌアツ両国の国家の演奏、そして邦楽(沖縄民謡)の歌唱を披露いただきました。
奥田大使はスピーチの中で、40年を超える歴史を持つ日本とバヌアツの友好関係や、今年7月に東京で開催予定のPALM10(Pacific Islanders Leaders Meeting)について述べるとともに、太平洋を共有する隣人として、レジリエンスや持続可能性を高めるためには、両国民の間で相互理解を深め、パートナーシップを強化することが重要であることを強調しました。
ヴロバラヴ大統領はスピーチの中で、今年1月1日に日本を襲った大地震の壊滅的な影響に哀悼の意を表すとともに、あらゆる自然災害に見舞われたバヌアツに住むたくましい人々が笑顔を取り戻し、生活と家を再建するために前進していることに言及しました。また、バヌアツは、日本が国際問題、特に経済安全保障のようなグローバルな問題において重要な役割を果たす用意があることに関心を持っており、気候変動問題やバヌアツの「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」の実施に関して、日本がバヌアツ政府と協力する意思があることに感謝している旨述べました。
参加者は和食と日本酒及び日本のワインなどとともに懇談及び演奏を楽しみました。